イワシエサのフカセ釣り・タックルを考える

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夏場のイワシエサのフカセ釣りでは、どんなタックルのが良いのでしょうか?

当たって来る魚は、メガトン級のパンチ力をしているし、やわな道具を使えば、簡単にラインは吹っ飛ばされるし、下手をすると、竿をへし折られたりしてしまいます。

単純ですが、当たって来るであろう魚のサイズに合わせて、適切な強度の道具を持ち込む必要があります。

具体的に見てみましょう。

基本は、「大」「中」「小」で揃える

串本のカセ釣りで人気のターゲットの代表例としては、「ブリ(青物)」、「真鯛」、「グレ」でしょう。

グレや真鯛の道具で青物と勝負しよう!って言ったら出来ないことは無いですが、やっぱり適切な道具を揃えておいた方が良い釣りになります。

単純ですが、以下のように揃えるのが賢いです。

  • 「大」青物対応
  • 「中」真鯛対応
  • 「小」グレ対応

もちろん、「中」(真鯛)で使うリールのラインを入れ替えて「大」(青物)に使ったりすることも出来ますから、全部が全部を揃えることは無いですが、そのくらいの融通は利きますよね?笑

磯竿で言うなら、「大」の道具は、4号から5号で、「中」は2号から3号、「小」は1号から1.5号と言ったところで、船竿を使うなら、「大」は青物用のグラスのロッド、「中」は、文字通り「真鯛用」で、「小」は海上釣り堀のロッドなどが使いやすいです。(海上釣り堀のロッドは、船竿じゃぁありませんが・・・)

夏場のイワシエサのフカセ釣りでは、「大」の道具をメインで使用しますが、時折、「それじゃ間に合わないモンスター」がやってきます。それに対応するために・・・

夏のイワシエサのフカセ釣りのロッドは、「大の大」を持っておけばグッド

左(赤いロッド)alphatackle Blue Quarter SEVEN-361、中央(青いロッド)alphatackle ULTRA V10-231、右 Shimano BeastMaster KIHADA。Blue Quarter SEVENは中、ULTRA V10は大、BeastMasterは大の大

船竿も「青物用」って言っても、「ブリ対応」と「マグロ、カツオ対応」の道具があるわけですが、夏場のイワシエサのフカセ釣りでは、マグロ(キハダ)対応の道具があれば、それを予備として持ち込んでおきたいです。

磯竿も、「大の大」と言う観点で考えると、「6号以上」か、もしくは「石鯛竿」が良いですが、石鯛竿は、持ち重り感が半端じゃないので、出来れば、上物竿の大きな号数を持ち込みたいところです。

6キロクラスのイズスミは、大の道具で何とかなりますが、「5号の磯竿で止めきれなかった」「12号の通し仕掛けで、50m持っていかれた」とか、実際に、僕は経験してますからね・・・

潮のコンディションが良い場合、ボトム狙いなら、20号から30号のハリスで構えておきたいところです。

キハダ用のロッドは、湾内の釣りでは、夏場のイワシエサのフカセ釣りくらいしか使わないですが、夏場は潮岬沖の流し釣りで、キハダマグロは人気のターゲットで、チャンスがあれば、迫力のある釣りができます。

串本に通うなら、一本くらい、キハダ用は持っておいても良いかも・・・です。

ワンポイントアドバイス

アルファタックルのMPG(マグナム・パワー・グラス)のシリーズは、串本のカセ釣りでは、人気のあるロッドで、実際、僕も、3本ほど使ってます。

価格も、他メーカーに比較すると相対的に安価で求めやすいし、パワーも申し分ないロッドで使いやすいんですが、一つ困ったことがあって、MPGシリーズは、ナンでかしら、ガイドが直ぐに錆びます。(どの銘柄でも、錆びます・・・)

使用後、直ぐに水洗いとか、こまめにメンテすれば、錆びて折れたりすることは無いんですが、エポキシで止めてある部分なんて、直ぐに錆が目立ってきます。

まあ、こまめに潮抜き(水道水で流すだけ)すれば問題ないっちゃ無いですが・・・

リールは両軸リールが有利

大の道具には、石鯛用のリールが使いやすいですが、大の大の道具には、レバードラグのリールが使いやすかったりします。

カウンターが付いているので石鯛リールは使いやすい。シマノの2000番なら、12号が150m入るのでちょうどよかったりする

単純ですが、レバードラグのリールは、ドラグ力が強いです。石鯛リールでも良いですが、石鯛リールは、10キロを超えてくる大型が当たってきた場合、ドラグ力が、やや物足りない感じがします。

レバードラグのリールは、大きな番手になると、トローリングなどでも使われるリールで頑丈だし、ドラグ力も文句なしです。僕は、シマノのジガーLD(もう売ってないですが)、タリカ20II辺りをよく使用してます。

ジギング系のリールは、スプールがナイロン系のラインのフル巻きに対応してないので、PEラインを下巻きにする必要がありますが、リーダーを50mから100m入れるようにすれば、これが、もしかして、一番経済的かも・・・です。

ただ、スプールは、ある程度、大きなものが糸グセが少なくて使いやすいです。PEラインが大原則のジギング系のリールは小型のものが多く、それゆえにスプールも小さいので、必然で糸グセが付きやすくなります。案外使いづらかったりします。

ラインと針は、フレッシュなものが良い

この釣りでは、フロロをリールに巻き込むので、糸グセが付きやすいという難点があります。また、イワシエサの釣りの場合、サシエが取られずに仕掛けを回収すると、サシエが回転しながら上がって来るので、ラインに撚りも付きやすいです。

糸グセや撚れが、シッカリついてしまうと、アタリの出方に影響しますから、適度にラインを伸ばしてやる必要があります。

最も良いのは、新品のラインですが、フロロは値段も高いので、そうそうライン交換できるものでもないです。ただ、新品のラインの時は、大釣りになる傾向が高いので、出来るだけフレッシュなラインを使用するようにするのが得策です。

管付きヒラマサの20号をオキアミマグロの20号。ボトム狙いで使用します

また、針も、一日使ったら「使い捨て」がお勧めです。

単純ですが、一日使えば針先が鈍るし、一度使ったものは、カエシの部分に錆が来ている場合があるので、一度使ったものは使わない方が得策です。

ただ、潮抜きして、陰干しして、針先を研ぐなど出来るなら、ゴツい針だし耐久性は、かなりあると思います。

僕の場合、クエ針やシビ針(マグロの流し釣り用の針)は、無くなるまで何度でも使ってます。

(値段も高いし、ちょっとやそってで錆びないし・・・笑)

イワシエサのフカセ釣りの道具の解説動画

イワシエサのフカセ釣りの釣り具に関しては、動画でも紹介してます。


とにかく、串本大島のカセ釣りの中では、最も激熱の釣りが「夏場のイワシエサのフカセ釣り」です。

通えば、生涯記録になるような一撃が、必ず来ますから、道具もそれなりのものを揃えておきたいです。

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兼崎 秀治

兼崎 秀治串本大島カセ釣り研究所代表

投稿者プロフィール

串本大島カセ釣り研究所を運営しております、HN海信(本名:兼崎秀治)です。
波止釣り、磯釣りを経て、現在カセ釣りに夢中ですが、12歳から釣りやっているので、釣り歴は40年以上です。

現在後進の色々な人に釣りの魅力を伝えるべく、日夜邁進しております。どうぞよろしくお願いします。

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