大型コロダイ登場!浅海奥のカセ釣りレッドゾーン

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この日は、地元仲間と浅海奥のカセにクエを狙って釣行してきました。

ここ最近の浅海奥は潮のコンディションもかなり良い感じで、妙な流れも無いし、今季不調だったグレもこの日は釣れそうな雰囲気すら感じたので、イワシフカセや底物の釣りは(クエ鍋を目指している)仲間に任せて僕は懸案となっているグレをちょっと狙ってみることにしました。

通常、このポイントのグレはペレットをメインのエサに使いますが、この日準備しているエサはイワシオンリー。ただ、ペレットはイワシを加工した人口餌でもあるので、これはオキアミに言い換えれば、ボイルオキアミ(加工品)が生オキアミに変わった程度の違いだし、この状況では「イワシで食わせりゃ良いだけの話」でもあります。(グレのスイッチが入ったらナンボでも食いますから。笑)

乱舞する大型イズスミ

浅海奥のポイントは、僕がバリバリにグレを釣っていたのは、もう7年から9年前(具体的には2013年から2016年)になります。ここ2、3年は当時と比較して「ずいぶんと変わったな」が率直な感想ですが、グレ以外の釣りが忙しくて、じっくりとポイントの潮と対峙する余裕も無いし、以前ほどグレという魚に対して情熱も湧かないので、ついつい後回しになっているのが現状です。

ただ、グレ釣りは熱い人も多いし、当研究所発のグレ釣り情報を求めておられる方も居ると思うので、「たまには、気持ちを込めて釣らんと」とも思ってます。笑

まあ、浅海奥のカセに乗ってグレがいけそうな潮だったら、勝手に頭の中(思考)はグレに向くし、体(動き)もほとんど自動的にグレに向きます。僕も、根本は「グレ師」ですからね。笑

マキエの落下速度、流れていく向き、エサ取りなど観察することは多岐に渡る。全集中グレ釣りの呼吸だ(笑)

さて、この日は朝一番からイワシを撒いてポイント作りを試みますが、推定5キロ前後の大型イズスミが海面下6mくらいの所に目視できました。

これまで、浅海奥のイズスミは大きくても1キロから2キロ無いくらいの小型がほとんどでしたが、今季は沖から入ってきた潮の影響や環境の変化などから、このポイントで釣れる魚が随分と変わってきたし、「イズスミも巨大なヤツが居るようになったんか」とか思いました。

ただ、これが果たして群れで居るのか、イワシで食ってくるのか、やってないから解らんわけだし、「ちょっと攻めあぐんでしまった」というのが、率直な感想です。

ただ、コイツ(巨大イズスミ)がサシエ(イワシ)を取るようなら、グレもイワシでデカいのが出るとは、感覚的に思いました。こういう部分は、「ナンでそう思う」と質問されても、「ナンとなく」としか答えようが無いというか、まあ、説明するとアホほど長くなるのでここでは割愛します。

居るはずだけど、よー食わさん

イワシのマキエは水面下7mから9mくらいの所でアイゴの群れがダンゴになって捕食してました。グレの勢力が大きければ、このアイゴがグレに変わるはずで、そのような光景は何度も見たことがあります。

このカセは元々がグレ場だし、「(グレが)見えないならさらに深いところを」で攻めまくりますが、どうもアプローチが間違っている感じがしてました。「居るはずだけど、よー食わさん」と感じるから、さらにムキになって(上から下まで)攻めまくりましたが、この日は、とうとう最後までグレを食わし切れなかったです。いや、下手くそですねぇ。笑

ただ、ヒントは得られたとは感じたし、釣れなくても「グレはいる」と確信とまでは言わないですが、それは思いました。

潮が変わって良型コロダイ連発

昼前から苗我島方向にグングン流れるので、潮に任せてイワシエサの沈め釣りをやっていたら、それにオオモンハタの稚魚が掛かってきました。で、この後直ぐにズボ釣りの仕掛けにウツボが来ましたが、これは底潮が入ったことを意味します。カセ釣りレッドゾーンの釣りは「潮を釣る感覚」が要求されるので、「ここはあるかも」と気づかなければならないわけですが、「暑すぎてヘロヘロで、すっかりそんなことは忘れてた」が本音です。笑

ウツボの直ぐ後に、ドカンとイワシフカセが舞い込んで、良型のコロダイが来ました。

小森先生(串本の歯科医)に取り込んでもらった

70cmには少し足りないが良型である

納竿間際にも同じ仕掛けが舞い込んで、これも小森先生がゲットしました。(先生、暑さでボロボロでしたが、喝が入りました。笑)

75cmクラスの大型コロダイ。もっと喜んで欲しい。笑

デカいコロダイは引きが強い。初動は青物かと思った

クエやシブダイのような根魚(こういうのを狙ってました)も当たるなら同じタイミングで当たるはずなんですが、この日は「コロダイの日」だったです。

同行の東山氏には最後の最後で怪しいアタリ(デカい根魚じゃ無ければ巨大ウツボですが・・・笑)が来たんですが、それはブチ切られて、そのタイミングで納竿としました。

同船サポートのご案内

串本大島カセ釣り研究所では、同船サポート&ガイドのサービスを受け付けてます。

「YouTubeで観たあの釣りをやってみたい」あるいは、「もっと串本のカセ釣りを詳しく知りたい」、「せっかく串本のカセで釣りをするので、出来るだけキチっと釣りをしたい」などなど、快適な串本のカセ釣りを案内しサポートするのが同船サポート&ガイドのサービスです。

ガイド料が発生する有料のサービスですが、普通なら「10回通わないと見えない(解らない)ことが、たった10分で解る」ので、串本のカセ釣りの醍醐味を知るには近道という事です。

詳細は以下のリンクから案内してます。

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2022年8月28日 大型コロダイ登場!浅海奥のカセ釣りレッドゾーン

使用タックル

イワシフカセ(底物狙い)

ロッド:アルファタックル オデッセイAM302
リール:シマノ 海魂3000T
道糸:フロロカーボン10号(通し)
針:フカセヒラマサ13号

ウキフカセ(グレ狙い)

ロッド:シマノ BB-X SP MZ 1.5号
リール:シマノ BB-X ハイパーフォース4000
道糸:ナイロン3号(サスペンド系)
ハリス:3号
針:フカセ真鯛10号

マキエサ:冷凍イワシ
サシエサ:冷凍イワシ

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兼崎 秀治串本大島カセ釣り研究所代表

投稿者プロフィール

串本大島カセ釣り研究所を運営しております、HN海信(本名:兼崎秀治)です。
波止釣り、磯釣りを経て、現在カセ釣りに夢中ですが、12歳から釣りやっているので、釣り歴は40年以上です。

現在後進の色々な人に釣りの魅力を伝えるべく、日夜邁進しております。どうぞよろしくお願いします。

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