今回は、1月14日、15日の二日間の日程で、全日本磯釣り連盟名誉顧問の松永雅雄氏と奥様に同行しての浅海の青物釣りとなりました。
松永氏は生粋の底物師で、「石鯛竿で青物釣りをやってみたい」という事でしたが、イワシエサの青物釣りは基本的に「竿は強けりゃ、ナンでも良い」みたいなところもあるので、打ち合わせでは「道糸だけフロロカーボンの12号で準備してください」とだけ告げて、後は、全て僕の方で準備をしました。
松永氏の奥様も、実はバリバリの釣り師なんですが、さすがにお孫さんがいる女性に「石鯛竿でヒーヒー言ってください」とも言えないし、ウルトラV10-231で奥様の道具は準備したんですが、良型のメジロがヒットしても、「大したことないわね」。
松永氏は松永氏で、石鯛竿に掛かった良型ブリも独特の竿さばきで楽々上げてくるし、「さすが」と感心させられましたが、初日はマズメの時合いで結構食ったので忙しかったです。
実はこの日(14日)は、北西の風も強い日で、翌日(15日)の釣りもあったので、「初日は様子見の感じで、YouTubeの撮影は明日にしましょう」という事でカメラを回してなかったです。(翌日は晴天微風の天気予報でした)
青物の時合いが終わって、オキアミの完全フカセをやってみましたが、オキアミの目も取らないので、「こりゃ、今日は上がって、明日に備えましょう」で11時で納竿としました。
初日の釣果はこれです。
二日目は、開始直後から串本の街方向に潮がぶっ飛びで、さすがにこの潮は釣りづらかったです。
前日に釣り方や考え方は全て示しているので、「二日目は、出来るだけ自由にやってもらおう」と思っていたし、サポートは最小限にしてやって頂きました。
結果はボーズを食らいましたが、大ベテランのご夫婦なので、「これも釣り」というのは誰よりもご存じです。僕も、「ちょっと、これは仕方ない」と思ったし、浅海の海が「もう一回来い」と言っている感じもしたので、流れにゆだねる感じで、納竿時刻の11時まで頑張って頂きました。
一応、「この潮も釣れる」という事を示したかったし、グループとしての「ボーズ逃れ」だけ、僕が仕留めました。
天秤フカセでは、奥様がド根性でアタリを引っ張り出しましたが、イラ(テンス)だったです。食べると美味しいので、キチっと処理をしてクーラーにしまいました。
二重丸とバッテンが背中合わせにあったような二日間の釣りだったです。まあ、よくある話です。
2022年1月15日 潮ぶっ飛んで涙の1本・イワシエサのブリ釣り
使用タックル
ロッド:アルファタックル ウルトラV10-231、がまかつ パワースペシャルフカセ5号
リール:海魂3000T、4000T
道糸ハリス:フロロ12号
針:フカセヒラマサ14号
サシエ:冷凍イワシ、オキアミ
マキエ:冷凍イワシ、オキアミ
コメント
-
2022年 1月 31日トラックバック:2022年1月17日 串本カセ・真冬でも激熱の五目釣り
Copyright © 串本大島カセ釣り研究所・公式サイト All rights reserved.
この記事へのコメントはありません。