クーラーボックスは三つ欲しい

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本項では、串本のカセ釣りに最適なクーラーボックスの揃え方を紹介します。

串本のカセ釣りでは、大きな魚が高頻度で釣れるし、青物の釣りも人気なので、ロングタイプの60リッタークラスのものがお勧めですが、予備的に、18リッターから27リッター程度の容量のものも持っておきたいです。

たくさん釣れなかったときなど、中型のクーラーが役にたったりするし、飲み物用で、中型のクーラーを持ち込むのも、意外と便利が良いからです。

では、おススメの揃え方は・・・

大型2つと中型1つのコンビがおすすめ

外道のメジロやアイゴも、ロングタイプなら余裕の収納。これでバラ氷をまぶせば、良い状態で持ち帰れます

串本のカセ釣りは、春の真鯛釣りから始まって、梅雨から初秋にかけてはグレが人気で、秋から2月くらいまでは、青物の釣りがメインになるのが定番的な季節のパターンと言って良いです。

真鯛は、乗っ込み時期は、3キロ(おおよそで60㎝)から5キロ(おおよそで75㎝くらい)が高頻度で当たってくるし、グレは、梅雨の時期から活発になって、釣れる時には、1キロサイズ平均で、20枚とか釣れることもよくあります。

青物は、良い潮なら5、6本くらい釣れることはよくあるし、秋口のメジロの走りの時期などは、3キロから4キロサイズ(70㎝前後くらい)で20本とか30本とか釣れることもあります。(釣りすぎと思えるかも・・・ですが、走りの時期にカモシをやれば、このくらい釣る人はゴロゴロいます。笑)

要は、50リッターのクーラー1つくらいでは、容量的に全然足りないことがあるわけで、出来れば、50から60リッターの大型クーラーを二つくらいは揃えておきたいところです。

SPA-ZA(スペーザ)とトランク大将

串本のカセ釣りで、人気のクーラーは、SPA-ZA(シマノ)やトランク大将(ダイワ)と言ったところでしょうか。これらの銘柄を持ち込む人が多いです。

SPA-ZAは、僕も愛用してますが、「WHALE LIGHT 600」が、軽いし使いやすいし、価格も比較的安いので、これにした経緯があります。

僕の場合、スペーザ・ホエール・ライトで二つ持ってます。この二つが満タンになることも、時折あります。

トランク大将でも良いと思いますが、50リッターサイズまでしかないの少し不満です。真鯛釣りなら、ちょうど良いかもですが、青物釣りとなると、少し容量的に足りないとも思います。

ちなみに、保冷性能が高いモノは、非常に価格が高し、平均的に重量が重たいので、僕はあまり使いたいと思わないです。スペーザでも大将でも、一番安いタイプでじゅうぶんです。

氷をシッカリと入れておけば、釣りをしている間くらい、ナンボでも保冷力は保てるし、釣りの終了時には、釣れた魚は、血抜きをして、クーラー内で塩氷で締めて、上がってから氷を足すので、適度に保冷力を保てるクーラーであれば、何でもOKです。

ホームセンターで売っているホリデー何とかでも、十分に役目は果たせますから、高価なものを一つで困るより、安価なものを2つから3つくらい持っている方が色々と便利だとも思います。

大型クーラーを2つ準備する理由

ブリ、メジロをメイン釣ると、スペーザ・ホエール・ライトでは・・・

  • 平均4キロクラスのメジロサイズなら5本
  • 平均が6キロを超えてくるブリクラスなら4本

単純ですけど、これだけしか入らないからです。

(上の写真は、朝の時合いで5連発で釣ってクーラーに収納したところです。朝一から40分程度の釣果ですが、すでに氷も入らないです。笑)

(これだけで、蓋も締まりません。保冷力もヘチマもないです・・・笑)

ブリ、メジロの釣りならこのクラスのクーラーを2つ持ってないと、ちょっと潮が良ければ1時間足らずでこのありさまです。

さらに、グレ釣りの場合でも、容量的に足りない場合があります。

スペーザ・ホエールの60リッターでは、串本のカセ釣りで釣れるコンディションの良いグレなら1キロ(40㎝)くらいが平均になるので、このサイズだと、入っても40枚程度です。

1泊2日とかで釣りをすれば、よく釣れている時期だと、60リッター一つが溢れることは、そんなに珍しい事でも無いとも思います。

大型クーラーを2つ揃えるのは、「魚がたくさん釣れるから」と言うのが理由の一つですが、80リッターとか100リッターとか、もっと内容量の大きなクーラーも実際にはあります。

「釣れすぎて足りないなら、そういうのにすれば良い」と思われるかもですが、60リッター以上のキャパのクーラーボックスになると、満タンとかにすると、今度は、重くて持ち上がりません。笑

60リッターでも魚を満タンにして、氷まで入れると50キロくらい重量になるので、僕の場合、これで精一杯です。

(と言うか、普通の腕力をしてれば、このくらいが精一杯とも思いますが・・・笑)

中型のクーラーも持っておきたい

中型クーラーは、具体的には、18リッターから27リッター程度の容量のものが良いです。飲み物や食料を確保するのに使ったり、たくさん釣れなかったときなどに便利です。

20リッターのクーラーで事が足りる場合はこれを使ってます。使用後に洗ったりするのは、小さいクーラーの方が、かなり楽です。

グレや真鯛を狙う時は、大型1つ+中型1つで合計2つ、青物をメインで狙う時は、大型2つと言った具合に、上手にローテーションを掛けて持ち込むようにすると、スマートに魚のキープも出来ると思います。

グレ釣りなどで、スカリを持ち込むのであれば、カセに持ち込むクーラーは一つにして、フットワークを軽くしておくのも得策とも思えるし、クーラーやスカリは、ある程度揃えておいて、状況に合わせて、カセに持ち込むもの、車内に残しておくものなどをローテーションされると良いと思います。

蓋のパッキンさえ傷まなければ、相当長く使えるものでもあると思えるし、使いやすいサイズで何個か揃えられると良いと思います。

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兼崎 秀治串本大島カセ釣り研究所代表

投稿者プロフィール

串本大島カセ釣り研究所を運営しております、HN海信(本名:兼崎秀治)です。
波止釣り、磯釣りを経て、現在カセ釣りに夢中ですが、12歳から釣りやっているので、釣り歴は40年以上です。

現在後進の色々な人に釣りの魅力を伝えるべく、日夜邁進しております。どうぞよろしくお願いします。

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