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チョクリ(飲ませサビキ)が激熱・浅海40mのカセ

釣友の三重県在住の寺本氏の誘われて、浅海40mに釣行してきました。

氏は串本のカセ釣りに興味津々で、時折、僕は引っ張り出されます。前回、同船の釣りでは、イサギを爆釣させてました。

2021年7月27日の釣行。浅海奥でイサギを入れ食いにした寺もっちゃん

今回寺本氏が準備した道具立てでは、青物釣りがメインの道具立てだったし、浅海奥でグレやイサギも、ここ最近は食いも渋いしという事で、「(浅海)40mでチョクリ(飲ませサビキ)でもやってみようか」で打ち合わせをしました。

準備したエサはイワシ1枚(15キロ)とオキアミが2枚(6キロ)、前日に落とし込み仕掛けと串本胴付き仕掛けを準備してもらって、暗いうちから40mのカセに乗り込みました。

サバ対策

今期の浅海の深いところはサバのエサ取りが強烈で、これにどう対処するかが、この秋の浅海40mの攻略の課題となると見てました。

暗いうちは、マキエをせずに、イワシの完全フカセを入れてみますが、それでもサバは当たってきます。直ぐに、「上撒きではマキエは通らない」と判断しました。

なので、僕はマキエ係を兼ねて、カモシ釣りに仕掛けをチェンジ。サバの活性はトップが中心と見ていたし、中層から下にマキエを利かせれば良型青物が寄ってきてサバを蹴散らすはず。要するに、「攻めるは守なり」を地で行く「底撒きでサバ対策」ですが、この日のサバは猛烈な上に、マヅメは青物の気配もなかったので、「上から下までサバだらけ(滝汗)」という途中経過になりました。(攻めたらボロ負けでした。笑)

この釣行の数日前には、このカセでは良型のアジを釣っていたし、「サバの猛威にめげずに胴付きをやれば、大型のアジがあるはず」で、とにかく打ち返しますが、アジは大きくても中アジの小というサイズだし、サバは、マキエの栄養が行き届いきた個体もあるようで、時折「エエサバやん」っていうくらいのサイズも当たってきます。こういうサバは、横へ走るので、お祭りばっかりしてました。

この日は一日中お祭りほどきをやっていたような・・・

チョクリにメジロがヒット

この日は、飲ませ釣りのエサとして最適なサイズの小魚も多かったように思います。子アジはもちろんの他、サバもちょうど良いサイズもあったし、青アジやカマスも胴付きには掛かってきてました。

マヅメの時間帯は気配が無かったですが、日が上がって一息ついたタイミングで、メジロがヒット。

80cmに届くか届かないかのサイズ。上出来と思う

この秋は、湾外(浦見湾)でハマチが入れ食い状態になってますが、湾内の方がサイズは良いみたいです。数は圧倒的に少ないですけどね。

湾内の青物は、冷凍イワシに付いている感じはなく、小魚に付いている感じです。サバの量が多いのが原因なのかどうかは解らないですが、暫くは、飲ませ釣りが熱いと思います。

終了間際に、シオ(カンパチの幼魚)も当たってきました。

このくらいのサイズのシオは食すには最適。料理もしやすいし美味しい

猛烈なエサ取りに、少しドタバタした感じはありましたが、楽しい釣行でした。

2021年10月28日 チョクリ(飲ませサビキ)が激熱・浅海40mのカセ

使用タックル

寺本氏

ロッド:青物用船竿
リール:石鯛リール2000番
道糸ハリス:フロロ10号
針:落とし込み仕掛け(ハリス14号)

サシエ:冷凍イワシ、オキアミ
マキエ:冷凍イワシ、オキアミ

兼崎

ロッド:リアランサー完全フカセ他
リール:小型両軸リール他
道糸ハリス:フロロ5号他
針:串本胴付き仕掛け(ハリミツ・ハリス6号)

サシエ:冷凍イワシ、オキアミ
マキエ:冷凍イワシ、オキアミ

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